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武蔵小杉で読書会をやってる人のブログ

まだ出会えていない〈ことば〉が、ここにあります

【ご案内】#99 こすぎナイトキャンパス 村上春樹『騎士団長殺し』を読もう!

02 読書会ご案内 31 小説・創作

※日々の日記は、この記事の下にあります!


武蔵小杉の読書会「こすぎナイトキャンパス」も、いつの間にか99回を迎えようとしています。
今回、3月28日(火)開催の課題図書は村上春樹さんの新作長編小説『騎士団長殺し』です!
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上下巻合わせて2000枚の大作、たしかにボリュームは多いですが、上巻だけでも途中まででもOKです。
参加いただいた皆さんの進み具合に合わせて、ファシリテータのわたくしが進行をコントロールしますゆえ^^
この機会にぜひ、ご参加ください!

www.kokuchpro.com

【本日誌】進行レジュメppt、作成おわり

02 読書会ご案内

ということで、読書会こすぎナイトキャンパスのざきほー(@xaqihooo)です。

いよいよ明晩は、村上春樹さんの『騎士団長殺し』(新潮社)に挑みます。
といってもそんな大仰なもんではないのですが。


ここのところ毎回、進行のレジュメを作成していきます。
内容は、今日のスケジュール、会の簡単な紹介、これまで読んできた本・・・といったオープニングトークのネタです。

pptで作成したものを、プロジェクタで投影していくのですが、テキストについて話のネタを仕込んでも大して役に立たないことが解っているので(それは参加者みなさんのトークのほうが面白いとということです)、いつもほぼシンプルに徹しています。

といっても、今回のテキストは大部なうえにいくつかのストーリィが並行的に進行していくので、キーワードを貼り出してみました。

白いスバル・フォレスターの男
二重メタファー
メタファー通路
ジャングル通信
雨田具彦
顔なが
ペンギンのお守り
水晶の夜
・・・・

挙げたらきりがないのですが、これらのキーワードが有機的に結びついてみなさんとのトークが進んでいければと思います。

よかったら立ち寄ってください。
www.kokuchpro.com

【本日誌】人形劇「イヌの仇討ち」を観てきました

10 本日誌 41 芝居 31 小説・創作

読書会こすぎナイトキャンパスのファシリテータ・ざきほー(@xaqihooo)です。
今日は地元・川崎の人形劇団ひとみ座の公演「イヌの仇討ち」を観てきました。
1月30日(月)『イヌの仇討』 チケット発売開始! - ひとみ座ニュース | 人形劇団ひとみ座

ひとみ座さんには、先日の「ロミオとジュリエット」のときにもお世話になりました。わずかな時間でしたが、人形の使い方、考え方に触れて「人形劇」の奥深さを感じ取ることができました。
そのひとみ座さんが、井上ひさしの戯曲「イヌの仇討ち」をやるというのです。これは観に行かなければ!
hon.hatenablog.jp

場所は、六本木の俳優座日比谷線駅出口横にある、由緒ある建物。入った途端に歴史が感じられる空間でした。

原作は、井上ひさしさんの同名戯曲。テーマは「忠臣蔵」です。さんざんやり尽くされた感のある、国民的テーマですが、井上戯曲は、「討ち入り当日を吉良上野介の立場から描く」というもの。

聞くところによると、脚本家の三谷幸喜さんが、討入り当日を吉良の側の視点から描くというプロットでいろいろ案を練っていたところ、井上がすでにまったく同じことをやっていたことを知って、愕然としたとか。
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あらすじは他に譲りますが、時刻は赤穂浪士討ち入り直後。舞台は一箇所に限定されています。本所吉良屋敷内の炭部屋に集っているのは、吉良本人、近習の者たち、そして将軍綱吉から賜った「お犬様」。そしてもう一人・・・。
そこには大石内蔵助らは登場しません。浪士たちの声や足音が炭小屋の向こうから聞こえてくるばかりです。

吉良はなぜ自分が討たれなければならないか、彼の理知的な頭脳では理解できません。近習たちに問い掛けながら、なんとか解き明かそうとします。
吉良は理知的な人物として描かれ、彼の論理が大石内蔵助の心底を探っていくのですが、それを演じるのはすべて人形たち。お犬様も人形ですね。
この物語、忠臣蔵の「裏読み」なわけですが、裏読みには裏読みのしっかりとしたロジックが必要です。そして、それを支える演技もまた。
その点人形たちは、細やかな動きと間の取りかたでシリアスなシーンをだれることなくしっかりと支え、上野介や近習の者たちの理窟を支えています。
同時に人形ならではのコミカルな動きが差し挟まれて、つい吹き出してしまうのでした。

追い詰められたはずの吉良勢は逃げることなく、窮鼠猫を噛むというわけでもなく、状況に立ち向かっていきます。
その清々しいこと!

素敵な時間を頂戴しました。

イヌの仇討

イヌの仇討

【本日誌】次回の読書会は『騎士団長殺し』です

10 本日誌 31 小説・創作

ロミオとジュリエット」公演が終わってからこっち、すっかり更新をサボっていましたが、春風に誘われて虫たちとともに動き出しました。
上の告知投稿にもありますが、3/28(火)19:28~は、第99回目のこすぎナイトキャンパスがあります。
よかったら、立ち寄ってみてください。

テキストは、村上春樹騎士団長殺し』。
ひとまず上下巻を対象にしていますが、参加者の方たちの読み進みの塩梅に沿って、進行していこうと思います。前回第98回目のテキストは恩田陸さん『蜜蜂と遠雷』でしたが、このときも半分くらいのみなさんは読み終えていなかったので、結末は伏せつつもテーマについて語るという荒技で乗り切りました。

今回のテキストは、恩田さんのとは違って真っ向エンタメではないので、さらなる難事業になりそうな予感がします。とにかく、来ていただいたみなさんに楽しんでもらうのが第一義なので、その点を意識したファシリテーションを心がけたいと思います。


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騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編

【ロミジュリ日誌】発表会、終了!

40 はじめて触れる戯曲(ワークショップ) 45 ロミジュリ日誌(ロミオとジュリエット) 32 古典

昨春からスタートした、戯曲を声に出して読んでみるワークショップ「はじめて触れる戯曲」。
その第一期の発表会が、ついに先日2/12に行われました。
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そのレボートを、当日取材していただいた、武蔵小杉ライフさんが掲載してくれました。有り難うございます。

musashikosugi.blog.shinobi.jp

とにかく時間がないし、その他にもいろんな意味でAgainstな風が吹いていた発表会でした。
正直、当日までほんとうにできるんだろうかと不安ではありました。ぼく自身も、発表の数日前からずいぶんと体調が悪かったので、弱気になっていました。

けれど、2/9の最終稽古、そして当日午前中の稽古を経て、参加者の意識もずいぶんとまとまりを見せて、声にも張りがでてきて、その勢いで本番を乗り切った感じでした。

参加者のみなさん、裏で支えていただいたみなさん、お寒い中お越しいただいたみなさん、人形劇団ひとみ座さん、そして講師として構成・演出をてがけて、われらを牽引してくれたAshさん、まことに有り難うございました。

ぼく自身もさまざまなことを経験させていただきました。単なる〈読書会〉では、おそらく味わえなかったことだらけです。
もうね、反省ありすぎて、どこから手をつけたらええのん(笑)!

さて、これで第1期はいったん区切ります。
来年度4月より、第2期のワークショップをスタートする予定です。この1年のことを振り返って、より楽しめるワークショップにしていきたいと考えています。
よかったら、どうぞお立ち寄り下さい。

まだ出会えていない〈ことば〉が、ここにあります。

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